ウルトラマンタイガ 第10話 感想

ウルトラマンタイガ - 「タロウ」の息子の物語。そして「タイガ」がここにいる!テレビ東京系 2019年7月6日(土)あさ9時から放送スタート!

私だ
第10話「夕映えの戦士」

あらすじ
用心棒怪獣ブラックキングと共にギンガに名をはせた誇り高きナックル星人。
戦いを捨て「小田」という名前で地球で平穏に暮らす彼は、
ヒロユキと親交を深めていく。

アバンは男のうめき声の後にE.G.I.S.
ヒロユキ、仕事中に関係ないお店のガラスを割って社長に叱られる
公園で落ち込むヒロユキに声をかける小田さん、知り合いか
いつも描いている書きかけの絵に例えて励ます小田さん
失敗してもまたやり直せばいい
励ましが効果あったのか仕事に燃えるヒロユキ
一方小田さんの元には霧崎が
小田さんナックル星人なの!?
怪しい物体はブラックキングの卵かよ
霧崎は戦いを捨て隠遁生活を送る小田さんを焚きつけにきたわけか
安定の性格の悪さよ
小田さんの絵の中にウルトラマンの絵があるけど新マンっぽいようなそうでもないような
地鳴りの波動を辿って倉庫の中に入るヒロユキとホマレだが倉庫には何も無し
小田さんのいる倉庫じゃないのかどうなってるんだこれ
と思ったら倉庫の出入り口で一瞬にして消える小田さんの姿が防犯カメラにバッチリ映ってますね
小田さんを訪ねるヒロユキ
はぐらかそうとする小田さんだがヒロユキをふりほどいた一瞬星人の姿に
小田さんもタイガの声が聞こえお互い普通じゃないのが分かってしまった
そこへトレギアが現れ工場地帯を破壊し始める
ヒロユキ、タイガに変身
タイガとトレギアの戦いを見て衝動を抑えきれなくなった小田さん
それに呼応するかのようにブラックキングが孵ってしまう
あー霧崎が何か細工したな
ブラックキングに力負けするタイガ、タイタスにチェンジ
尻尾攻撃にも火炎にも怯まない筋肉パネェっす
エックスの力を上乗せしたエレクトロバスターでブラックキング爆散
膝をつく小田さん、
例の公園で自分はナックル星人オデッサであることをヒロユキに打ち明ける
若い頃は多くの命を奪い、夕映えの戦士と呼ばれることが誇らしかったが、
ある惑星で夕映えの中光の巨人と戦って敗れ、今までの自分が空しくなり、
ブラックキングを封印して戦うことを止めたという
このイメージ映像はかなり新マン兄さんっぽいな
ブラックキングは小田さんの心、だからその奥底にある闘争本能に呼応したのね
小田さんの本性にショックを受けるヒロユキ
そして後日、ウルトラマントして戦ってくれという果たし合いのような手紙が小田さんから届く
夕映えの中タイガとオデッサの戦いが始まる
ナイトファングの指輪を使い音波でオデッサの動きを止めようとするタイガ
それでも立ち向かってくるオデッサ
タイガフォトンアースのオーラムストリウムに散る
どうすれば一番よかったのか尋ねるヒロユキに、タイガはああするしかなかったと答えるのでした

10話は…なんてやるせない話なんだよ
小田さんは戦いを忘れ静かに暮らして死んでいった方が良かったのか、
闘争本能の赴くまま戦って散っていった方が良かったのか、
何が最善だったのか本当に分からないなあ
ウルトラマンでもどうしようもないことがあるんだよね
メビ兄弟でハヤタが言っていた「ウルトラマンは決して神ではない」が思い起こされる
トレギアが煽ったせいで今回の結果を招いたようでもあるし、
遅かれ早かれこうなってたかもしれないし
ナックル星人とブラックキングと言えばコンビプレーのイメージあるけど、
今回は個別に撃破されたのは意外だった
ただブラックキングが先に倒されたことでオデッサの気持ちが決まったっつー、
重要な展開でもあったなあ
小田さん役の石橋保氏の哀愁漂う演技が素晴らしかったです
ネクサスの和倉隊長とは全然違うのは流石

次回はウルトラマンタイガ第11話「星の魔法が消えた午後」
提供バックは夕映えのタイガフォトンアースと光の巨人