神ノ牙 -JINGA- episode 12「終焉/創成」 感想

神ノ牙 -JINGA-

私だ
MX12話です
あらすじ
自分の授かった力に慢心する神牙。
全てを受け入れ共に歩もうとした相棒の楓沙をも疑い、手にかけてしまう。
そう、己の正義の名の下に…
激昂した刀眞は神牙に牙を剥く。
瞬間、時が止まりそこに現れたのはまたしてもジンガだった。
ジンガは神牙に問う…
お前の持つ力の意味とは? そしてその力を授けたのは一体、誰なのか?
再び神牙の前に現れたジンガの目的とは...
最後に立つ者が全てを終わらせ、そこから全てが始まる。
そして時は動き出す――

アバンなしでいきなりOP
泣いても笑っても今回で最終回
神牙の奇跡の力は誰が授けたのか
それは神でもメシアでもない、ジンガ
ホラーはうまいが魔戒騎士がすぐに消してしまう
神牙は番犬所の目を欺いてよくやってくれた
つまり、どういうことだってばよ!
神牙が今まで救ってきた人々が映し出された
と思ったら次々と再びホラー化し、人々を食い始める
番犬所ではヒトシがホラー化して姿をくらます
ゲートは開いていないのにホラーが一斉に出現した気配を感じる神官
一方、アミリと戦闘を続ける狼斬
大量のホラー出現と瑞斗暗殺はアミリの仕業だった
全て神牙が奇跡の力にすがるようになるように
魔戒騎士以上に自分勝手な人間が嫌いなアミリには、
そんな人間を守る魔戒騎士の何が正義だと憤るも狼斬に敵わず退く
止まっていた刀眞が動き出した
楓沙を殺したのを目の当たりにしていた刀眞は神牙に斬りかかり、
刀眞も再びホラーの姿になり絶望する神牙は、
自分の首に魔戒剣を突きつけるが躊躇する
刀眞も斬れず自分も斬れない神牙をつまらなく思ったジンガは神牙を抹殺…!
ホラー刀眞の周囲に大量のホラーが集結、ホラー刀眞が次々と斬る
駆けつけた狼斬は神牙いやジンガと会って全てを察し、ジンガに挑む
が、敗れ狼斬死亡
ジンガは強力になったホラー刀眞と戦闘を始め、
とうとう喰らい尽くした…
遺跡を訪れた葉祐はアルヴァと楓沙の魔導筆を拾って去る
そこには4つの墓標が
そして金色の光が静かに降り注いでいた

てな感じの12話でしたが、
清々しいまでの超絶バッドエンドで完!
いやジンガが真の主役だとしたらハッピーエンドなのか!?
ぜーんぶジンガが復活してホラーをおいしく食べるための茶番でした
手が込みすぎだろ、もう普通にホラー食うんじゃ退屈になんだろうな
ホラー刀眞がジンガに斬られた時、金色の粒子が飛んでて、
ラストの降り注ぐ金色の光はなんだったのか
僅かな希望を示すものなのか
舞台版で補完があるのかな?
狼斬は結局鎧召喚する暇も無く殺されたし、
楓沙と刀眞はただただ可哀想だった
墓標は神牙、楓沙、刀眞、狼斬のものだよな
モブ騎士や法師のは無いんだな
目にかけていた若い騎士や法師が死んでいった場所を訪れる葉祐は何を考えてただろう
何もできなかった自分を責めてたのかなあ
この人がもっとはやく気付いて動いてれば少しは救いがあったかもしれないし
この作品に黄金騎士とか銀牙騎士クラスがいたら解決できたかな
いないとこうなるってことですかね
徹底的に救いがない、本当に今までの牙狼シリーズとは違うものになったなあ
ラストバトルがホラー対ホラーなんだぜ、前代未聞だよ!
色々吹っ切れた作品で面白かったです
面白かったけど「うわあ…」感が半端なく残った1クールでした