ガンダムUC6話 感想

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

私だ
第6話を見ますた
あらすじ
シナンジュによる長距離ビーム射撃を受け、ビームかく乱幕を展開するゼネラル・レビル
しかしシナンジュのバズーカ攻撃を受けた挙句、ミサイル攻撃を悉くかわされてしまった
ゼネラル・レビル隊はむざむざと宙域を離脱した

地球へ降りたことで分かった事がたくさんあったと語り合うバナージとミネバ
人は分かり合えても簡単に手を取り合うことはできない、それでも人の善意を信じたい

ラー・カイラムのMS部隊トライスターがガランシェール停船を要求してきた
なかなか要求に応えないことに業を煮やしたワッツのジェスタ・キャノンが、
足を止めようと単機で飛び出し、ガランシェールのすぐ鼻の先にその重火器をぶち込む
しかしガランシェールはもぬけのから
オートパイロットで動いているに過ぎなかった
やがて爆発するガランシェール
ナイジェルの離れろという声が無ければ、ワッツのジェスタ・キャノンは爆発に巻き込まれるところだった

ユニコーンを取り逃がしたブライトを責めるマーサ
ゼネラル・レビルに課せられた任務の性質上、地球周辺のパトロール艦隊は全て退去させられており、
その裏目をかかれてしまったのだ
参謀本部に民間からの圧力がかかったことも災いした
マーサはもうロンド・ベル隊の力は借りないと言う

ガランシェールの乗組員や袖付きの兵達はネェル・アーガマに潜り込んでいた
医務室で眠るマリーダに亡き娘を重ねるジンネマンは、お前さえ生きていてくれればそれでいいと思う
ネェル・アーガマの乗組員とネオジオンは険悪なムード
ゼネラル・レビルから逃れるためとはいえ、納得のいくものではない
双方とも敵味方を殺されている
フル・フロンタルユニコーンの情報を傍受し、ラプラスの箱最後の座標は、
かつてルウム戦役のあった暗礁宙域というところまで突き止めていた
艦長のオットーとミネバは真の狙いは何かとフロンタルを問い詰める
箱を盾にジオン共和国解体期限を引き延ばし、宇宙に浮かぶ7つのサイドを纏め上げサイド共栄圏を作り、
地球を孤立させて地球と宇宙の主従関係を逆転させる、これが狙いだった
独立を認められない無視してしまえばいい
人の革新を解いたジオン・ダイクンの考えとは程遠いと呆れるミネバ
地球を住めないところにし、全人類を宇宙へ上げようとしたシャアの狂気のような熱情ともまた違う
強者と弱者が入れ替わるだけの繰り返しになるだけだが、それが人というものと語るフロンタル
そして、全人類を生かし続けるための総意を受けた器に過ぎないと付け加えた
バナージは、フロンタルの口ぶりから他人事のような冷たさを感じた
ユニコーンから放たれた光のような温かみこそ人の可能性
だがかつてそれよりも大きな光を放ったアクシズ・ショックがあっても、人は変わらなかった
私が知ってるシャアはもう死んだ、そうつぶやくミネバは、
インダストリアル7のコロニービルダーたるメガラニカがラプラスの最終座標であると明かす

バナージの自室にマリーダが尋ねてきた
フロンタルの言う事は正しい
それでも、と正しいことに抗い続けては裏目に出てしまうことを嘆くバナージ
マリーダは自分の可能性を信じ、なすべき事に力を尽くすことは間違ってはいないと慰める

ネェル・アーガマに接近する連邦のパトロール艦から通信が入る
ネェル・アーガマから救難信号を受けたというのだ
トロール艦はネェル・アーガマの周囲にいるネオジオンの艦に気付き、説明を求めてくる
救難信号はネオジオンの追い出しを目論んだ乗組員の仕業だった
乗組員を拘束したアンジェロはパトロール艦に援軍を呼んで撃ってくる前に撃ち落せとオットーに決断を迫る
激高したオットーはテロリストと交渉はせんとアンジェロを一喝
これを合図にエコーズが煙幕を張り、乗組員を救出した
ブリッジにも煙幕が張られたが、アンジェロには逃げられてしまう
ガランシェール隊、バナージ、それぞれがMSデッキに急ぐ
ガランシェール隊は自分達のMSの確保、バナージはエコーズのコンロイの指示で
ネオジオンのMSのコクピットを潰すためにユニコーンに近づくバナージだが、
フロンタルに取り押さえられてしまう
箱をなんに使うとフロンタルに問われ、連邦も宇宙も関係ない、みんなのために使うと答えるバナージ
「みんな」の総意を受ける器になるには、己を空にし狂気の更に向こうへ行かなくてはならないが、
父親から訓練を受けたある種の強化人間の君にはその素質があるので共に来いと誘うフロンタル
バナージは一瞬迷うが、半壊したクシャトリヤに乗ったマリーダの可能性を信じろという言葉で我に返る
人の可能性を信じないフロンタルはシャアではないと断言するミネバ
フロンタルを否定したミネバに怒りをあらわにするアンジェロは、
ローゼン・ズールクシャトリヤに立ち向かうが押さえ込まれてしまう
ミネバは艦内放送で連邦とネオジオン双方に呼びかけて事を収めようとするが、
ジンネマンにコクピットを開けろと言われたマリーダがハッチを開けてしまう
過去に捕らわれるジンネマン、理屈で家族を失った過去は消せなかった
その時、マリーダがジンネマンをお父さんと呼んだ
ジンネマンはマリーダのわがままを受け入れ、心に従えという最後の命令を下す
ジンネマンの裏切りに激怒するアンジェロが、ローゼン・ズールのクローを仕向ける
その混乱に乗じてフロンタルの拘束を振りほどいたバナージがユニコーンに搭乗
人を超えたフロンタルに心酔するアンジェロに、人の未来を作るのは人だと言い放つ
デストロイモードとなったユニコーンガンダムローゼン・ズールのクローのワイヤーを掴む
サイコフレームの光に覆われて驚くアンジェロだったが、
フロンタルを伴ってネェル・アーガマから脱出した

離脱するレウルーラ
ここからはネェル・アーガマレウルーラ、どちらが先にラプラスの最終座標へたどり着くか競争となる
タクヤの発案で、「フルアーマー」装備を施されたユニコーンが発進する
そこへ単機で迫る機影があった
それは、地球から打ち上げられたシャトルから発進したバンシィ・ノルンだった
リディはアルベルトからマリーダ奪還を頼まれていたのだ
ネェル・アーガマジェガンリゼルを差し向ける
そんなMS隊や弾幕を掻い潜りユニコーンを探すリディ
ユニコーンバンシィが宇宙で激突する

人物感想
前回ユニコーンに蹴落とされたジェスタに乗ってたワッツ、生きてたんですね
5話で蹴られた後の描写が無かったので死んでしまったかと思いましたが、どうも海に落ちたそうです
ジンネマンとマリーダの擬似親娘エピはまだ引っ張るんですかねと思ったら、
今回でようやく吹っ切れたようですな
結局ガランシェール隊はネェル・アーガマに残ったけど、今後完全に味方になるんですか?
フロンタルがアクシズ・ショックを語るシーンでは、
逆シャアアクシズ押し返しシーンがそのまま使用されていました
ミネバが言うにフロンタルはやっぱシャアじゃないのかねー
しかしミネバってシャアのことよく知っているみたいな感じだけど、
一緒に過ごしたのは1stとZの間と、ZZと逆シャアの間っつーほんの少しの時間だと思うんだけどな
フロンタルの地球からの独立じゃなくてコロニー同士で結託して逆に地球を仲間はずれにしようぜ、
って発想は従来のガンダムシリーズではなかったですね
そんな偽シャア(暫定)に心酔しまくりんぐなアンジェロの明日はどっちだ
リディがすげーやさぐれててワロタ、まあ自分と同じだと思ってたミネバに思いっきりフラれたもんな
マリーダがバナージに好きな食べ物を聞かれてアイスクリームと答えてましたなぁ
プルもチョコパフェ好きだったもんな
オットー艦長はどんどんかっこよくなっていくなぁ
最初全然頼りない感じだったのに、銃を突きつけてくるアンジェロに一発言ってやったし、
ラストの演説もかっこよかった
エコーズもいい仕事するわ、流石特殊部隊
バナージもいよいよ腹くくったかな、もうウジウジしないで突っ切って欲しい

メカ感想
冒頭は5話のラストをまたやってんのかなーと思ったら、MSの戦闘シーンが増えてますね
ビームかく乱幕のおかげでジェガンビームサーベルの出力が弱まってる描写があって細かい
あとシナンジュにやられたジェガンから脱出ポッドが飛び出て、僚機に救助されるとこもイイね
ワッツのジェスタジェスタ・キャノンに換装されました
いきなり重火器ぶっ放してましたが単なる脅しだったので当たらず
それどころかガランシェールの自爆に巻き込まれそうになるっつーちょっとカコワルイ初陣でした
謎の巨大な機体がレウルーラの中で整備されてましたが、それを見たジンネマンが、
「足がありませんなぁ」とフロンタルに言ってました
まさか…偉い人には分からないあれか?あれなのか!?
フルアーマーユニコーンは散々突っ込まれてるだろうけど、
追加装甲施したんじゃなくて追加武装してるわけだから、ヘビーウェポンだよなあ
バンシィ・ノルンとネェル・アーガマのMS隊の戦闘はいいねえ
リゼルがダミーバルーン出したり、
ノルンに肉迫したジェガンが必要最低限に出力を落としたビームサーベルで突こうとしたり
ラストのバンシィに接近ユニコーンは、コンスコン隊に迫る初代ガンダムのオマージュですね

さて本来は全6話予定だった本作は7話に続くことになりました
気長に待とうと思います
今回ドラマパート多かったから7話はMS戦多めでオナシャス

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