鎧武外伝 仮面ライダーデューク編 感想

Vシネマ『鎧武外伝』公式サイト

私だ
11日より発売・レンタル開始です
本編はデューク編・ナックル編あわせて72分

デューク編あらすじ
謎のロックシードを使った自爆の標的にされた戦極凌馬
そのロックシードは呉島貴虎や凌馬が見覚えや作った覚えもないものだった
凌馬を間一髪救った湊耀子は早速調査を開始する
自爆した男の部屋を調べていると「黒の菩提樹」を名乗る謎の男と遭遇
湊はまるで実体がないような男を取り逃がすも壊れたリンゴロックシードを拾う
「黒の菩提樹」は最近沢芽市で勢力を拡大しているカルト集団
街で例の男を目撃した凌馬は男の後を追うが「黒の菩提樹」信者に囲まれる
凌馬は気が付くと病室のベッドの上にいた
貴虎により信者の自爆から救われたのだった
男の名は狗道供界
ユグドラシルの研究所の責任者を務めていた男
言わば凌馬の前任者で、
凌馬が初めて作ったロックシードの暴走事件により死亡したはずだった
この事件をもみ消すために記録は抹消されており、
貴虎が把握していない人物だった
供界は凌馬の力を試すため、ザクロロックシードで信者を操り次々と差し向ける
インベスを使役して信者の行動を妨害したシドは、
ザクロロックシードを手放し正気に戻った信者からそれを回収した
それは手にした者をトランス状態=一種の洗脳状態にさせ自爆させる能力を持っていた
ザクロロックシードを詳しく解析した凌馬は、
信者を洗脳する信号を逆に辿り供界の潜伏先を突き止める
潜伏先では人工的にヘルヘイムの実を栽培していた
凌馬こそ世界を救う力を持つ者と言う供界は最後の試練と称し、
仮面ライダーセイヴァーブラッドザクロアームズに変身して襲い来る
ゲネシスドライバーが間に合わず用心のため戦極ドライバーを持ってきていた凌馬と貴虎は、
仮面ライダーデュークレモンアームズ、仮面ライダー斬月メロンアームズに変身し応戦!
戦極ドライバー中央にザクロロックシード、
拡張スロットのゲネシスコアにブラッドオレンジロックシードを装填し、
セイヴァーアローと大澄丸を駆使するセイヴァーは2人がかりでも手強いが、
連係プレイで撃破に成功
互いの力を称え合う凌馬と貴虎だったが、
凌馬は貴虎の野心のなさを「勿体ない」と思い始めていた…
数日後
完成したゲネシスドライバーとレモンエナジーロックシードを持ち出した凌馬は、
再び供界の潜伏先へ赴く
そこには倒したはずの供界の姿があった
供界は暴走事件で肉体を失ったがその代わりに高位の存在へ進化したと言う
そして神となり世界を救済するため凌馬を引き入れようとしていたのだった
しかし神の力を欲していた凌馬は供界に何の可能性も感じていない
仮面ライダーデュークレモンエナジーアームズに変身した凌馬は、
完成したばかりのソニックアローでセイヴァーのドライバーを射貫く
肉体を失った存在を支えるドライバーを破壊された供界は今度こそ完全消滅するのだった
自分の頭脳だけこそが神へ近づくことができる
そのためには一度は理解者と信じた貴虎すら礎とする
凌馬は野望を叶えるため歩き始めるのだった
終わり

テレビシリーズの第12〜14話の間の頃が舞台の話でした
開幕佃井さんの危険なアクション満載ですげー
湊はかつて産業スパイで潜入先の凌馬に興味を持たれて受け入れられたことが判明
自分に情熱がないから他人の情熱に惹かれる性格を見抜いた凌馬に惹かれ、
後に更なる情熱を持った戒斗に惹かれるわけですね
ユグドラシル内で他の研究者から気味が悪いと疎まれていた凌馬は、
論文を褒めてくれた上にチームに引き入れてくれた貴虎が唯一の友だったんだろうなあ
やばそうな薬を売りさばいていたチンピラのシドは、
湊同様凌馬に興味を持たれて仲間に引き込まれたことが判明
狗道供界役は鳥羽潤
ココリコ遠藤氏に似た俳優さんですね
ロックシード暴走事件は呉島天樹の命令で行われた実験だったそうなので、
おそらく天樹がもみ消したんでしょうね
禁断のリンゴロックシード共々鎧武外伝に悪い形で絡んできますわ
戦極ドライバーデュークは後頭部が尖ってて面白いデザインだな
専用武器のレイピアは特に名称ないのかな?
供界は戦極ドライバーの拡張機能と、
ソニックアローそっくりなセイヴァーアローをどうやって手に入れたのか謎のまま
ライダーのバトルシーンは狭くて高低差のある場所を活かしててよかった
凌馬の貴虎に対する心境の変化とユグドラシルメンバーの過去が拝める1作でした