ガンダムビルドファイターズトライ 第9話 決戦のソロモン 感想

ガンダムビルドファイターズトライ

私だ
あらすじ
トライファイターズの決勝戦の相手は昨年の地区予選優勝校、
宮里学院のチーム、Gマスターに決まった。
それぞれの決意と思いを秘めて、両チームは決勝戦へと挑む。

アバンは、負けたギャン子を愚弄するサカシタをスガがビンタして一喝
こいつやっぱスレッガーさんだわ、あと今更だが高校生に見えんわ
当然だけどギャン子死んでなかったわ

Aパートは、落ち込むギャン子をフミナが慰めました
が、ギャン子はこの度の戦いで新たなガンプラ創作意欲が沸いたから、
次こそ勝つと勝利宣言をして去って行きました
かっこいいぞギャン子
トライファイターズはユウマの実家の店でミーティングしてるとサカイ来店
フミナと初対面でデレデレしやがって
百万式が勝って己のガンプラがバトルでも優秀であると証明する、
と宣言して退店してたがちゃっかりセカイの注文した飲み物飲み干しててワロタ
金払えや
宮里学院パートではスドウが去年の全国大会で手痛い敗北を喫したことが語られました
やはり全国大会になるとダメージ度Aになるんですね
スドウが作ったらしいギラ・ズールがバラバラに破壊されていました
自分で作って自分で戦うガンプラバトルのセオリーを無視してでも勝ちたい
だからミナトに百万式の製作を依頼したという執念が語られたのはよかった
スガはあの後サカシタにビンタ返されてたのかよ
一方決勝までじっとしていられないセカイのもとにシモンとギャン子が現れ、
練習相手を買って出ます
セカイは次に戦う時が来るまでギャン子と会わないつもりだったようだが、
ギャン子の方から来ちゃった
ライバルが応援に来る展開は王道でいいな
つーわけで決勝
会場にはこれまで予選に出場した選手達も揃ってたんだが、
後ろの方でミヤガとエリがイチャついててワロタ
お前ら応援する気ないだろ!
Gマスターはサカシタが遅れてやってきてスガに謝罪
ヤスが鞄からSDっぽいジオングを取り出してサカシタの代わりに出ようとしてたが、
あれがジオ・ジオングのコアなのかな?
トライファイターズはあらためて各々の戦う覚悟を口にして結束を固め、
いざ決勝戦、メイジンも見守ってるぞ
バトルフィールドはソロモン
奇しくも昨日のMXで放送されたファーストは、
スレッガーさんがソロモンのビグ・ザムに特攻する回でした

Bパートは当然バトル
ライトニングがソロモンの外を迂回し、
ビルドバーニングとウイニングがソロモン内を突っ切るルートをとりますが、
外には百万式、中にはGボンバーとアメジストVが待ち構えていました
百万式はバックパックのメガライドランチャーに、
アメジストVはGボンバーにそれぞれ牽引されて来たからトライより早かったんですね
Gボンバーに蒼天紅蓮拳を掴まれ、例のキャタピラゴリゴリを喰らいそうになるも、
うまく抜け出したビルドバーニングははカウンターをお見舞い
セカイはギャン子の試合観戦してたからな
Gボンバーは機体下部のハッチを開けて小型なビグ・ザムの爪を無数に射出
原典では敵だったビグ・ザムの武器を利用するとは
ビルドバーニングは腕のクリアパーツ部分をピンポイントでシールドにし、
全て受け流しました
これがシモン達との練習の成果らしいです
ライトニングはビームサーベルで百万式に接近戦を挑みますが、
粒子変容サーベルでサーベルごと斬られてしまいましたね
前作でニルスが戦国アストレイの刀に施していた技術を取り入れているとは、
心形流は伊達じゃないなサカイ
メガランチャーでソロモンから出てきたビルドバーニングとウイニングもろとも、
ライトニングをなぎ払おうとする極太長距離ビームやべえ
この大砲主義な作風も兄弟子のマオと似ていますね
落とされたかに思われたライトニングは僚機を助けるため、
ビームサーベルでメガランチャーの砲身を切り落とし、
百万式が接近して粒子変容サーベルで突いてきたところで、
カウンターのサーベル突き
機体を犠牲にするような戦い振りにミナトも驚いていましたが、
ユウマはビルダーではなくファイターとしての意地を見せたんですな
でもこれダメージ度Bなのよね
ウイニングはビルドバーニングの盾になってGボンバーに落とされたかに見えたが、
やっぱりウイニングナックル登場
ビルドバーニングは旋風竜巻蹴り
と見せかけて聖拳突きでGボンバーのAパーツとアメジストVの下半身を破壊
おーこういうフェイントもあるのか
と思ったが、ナックルがドッキングしてる時点で察しないといけないところだな
諦めないサカシタ達はアメジストVの上半身とGボンバーのBパーツを合体させます
なんというドッキング祭り
観戦者の「ドッキングした!?」のカットインが気合い入りすぎてワロタ
ウイニングナックルがはじき飛ばされたビルドバーニング絶体絶命
かに思われたところでライトニングバックウェポンシステムが飛来
ビルドバーニングを乗せて援護
更にウイニングのコアファイター部分がビルドバーニングの右腕にドッキング
本当にドッキング祭りだな今回
そしてビルドバーニングの全身のクリアパーツが赤く光り、背中から炎が出現
HGBFビルドバーニングの解説によるとガンプラとファイターのコンディションが、
最高潮に達した瞬間に出現するエフェクトだそうで、正に今がその時!
人機一体の光に包まれる会場内がいい演出してんですが、
なんかメイジンがテンション上がっててワロタ
Gマスターを押し切ってトライファイターズの勝ちに思われたが、
百万式がまだ動けるので判定は下されず
ビルドバーニングの頭部に渾身のパンチを叩き込むも自壊してしまったところで試合終了
トライファイターズが地区予選を制しました
ドッキング同士のぶつかり合いでアメジストVがエクスカリバーのビーム刃を出さず、
逆刃で斬りかかってたのはなんでなんだろうな
ビーム刃で斬りかかっていればコアファイター部分くらいは斬れたかもしれないのに
きっと百万式はビルダーとしてのプライドを捨ててまで再び全国大会に出たいという、
スドウの意地だけで動いてたんだろうなあ
それでも自壊してしまったのはもうガンプラの出来の差でしょうね
サカイでもセイの域には達していなかったんだろう
ビグ・ザム爪がかすったビルドバーニングの顔と同じところに傷が浮かぶセカイは、
優勝とほぼ同時に気を失ってしまいました
これはマジで人機一体になったのか

Cパートはカミキ家にフミナが尋ねてくるのですが、
ミライ曰くセカイはまだ寝ているとのこと
今回作画もアクションも素晴らしかったですね
各人バトルに対する意地を魅せてくれて熱かったです
トライファイターズも漸くチームらしくなってきましたが、
どうもそれに至るまでの積み重ねがこれまで足りなかったなあとも思いました
Gマスターもギャン子戦以前の戦いを描写すべきだったし、
ビルドバーニングの受け流し技もシモン達との練習を描写しなかったので、
唐突に感じましたし
サカシタがギャン子ディスってスガにビンタされるシーンは、
アバンの時点では「おお!」と思ったけど、
いざ全部見終わってみるとスガにスレッガーさんのパロディやらせたくて無理矢理やった感が…
あとスガに次元覇王流が通じない根拠もいまいち分からなかったなあ
トライファイターズは各機の性能や個々の技量で勝ち進んできましたけど、
チームとしてはまだまだなところはこれから描いていく部分だとは思います
未熟さとそこからの成長を描きたいからみんな中高生に設定したのは分かります
今作は前作より熱さや勢いが増した分、細かい部分が粗雑に感じるんだが、
前作終了からの今作製作開始が早すぎていろいろ練れてないんじゃないかなあ
いやホント作画とかアクションは抜群によかったのよ今回
まーとりあえず前半戦の山場は越えたので、次回は肩の力抜いて見られそうです