昨日の新ウルトラマン列伝 感想

テレビ東京・あにてれ 新ウルトラマン列伝

私だ
第25話 ウルトラマンギンガ「漆黒のウルトラ兄弟
ウルトラマンギンガ第11話最終回です

あらすじ
小学校の結界が解けると、異変に気付いた卒業生達が入ってきた
校長は、こんなにも母校を思ってくれている人々がいると気付かされる
だがみんなで帰ろうとしたその時、闇の波動が人々を覆い次々と倒れて行く
闇の支配者は校長からまだ分離していなかったのだ
そして闇の支配者=ダークルギエルが遂にその姿を現す
かつてダークスパークウォーズで全てのウルトラ戦士と怪獣軍団をスパークドールに変えた張本人
愚かなる生命体である人間の全ての時間を止めるというルギエルは校舎を破壊し始める
ヒカルはギンガへウルトライブするものの、圧倒的体格差に大苦戦
いつもより早くタイムリミットもきてしまう
損傷したジャンナインが使えない友也、破壊された校舎を見てショックを受ける健太、千草そして美鈴
人々の絶望と恐怖という闇に染まったマイナスエネルギーで力を増すルギエル
逆に力が抜けていき、とうとうクリスタルやカラータイマー、目から光が消えるギンガ
地球全ての人間の時間を止めようと行動を開始するルギエルを前になにもできないタロウ
タロウは父と母に問いかけた、何故自分にだけ心を残したのか?
父「それはお前がウルトラマンだからだ」
母「人々の希望を力に変えて戦うのです」
倒れたはずの人々が降星小学校校歌を口ずさみ始め、
校長もダークスパークから放たれる闇を必死に押さえ込む
タロウ「ウルトラマンが人間を救うのではない、人間と力を合わせ戦ってきたのだ!」
人々の手にギンガライトスパークが現れ、全員がタロウにウルトライブ!
タロウが本来の姿を取り戻し、ルギエルに挑む!!
ギンガが未来から来たウルトラマンだからこそヒカルを選んだと理解したタロウは、
ヒカルのまっすぐ前に進む力こそ希望と信じてギンガに光を分け与える
タロウ「ヒカル!未来を掴め!!」
タロウはルギエルの放った波動を受け、消滅した…
タロウの光を受けたギンガが復活、ギンガスパークを光の槍に変化させる
ルギエルもダークスパークを闇の槍に変化させ、両者は激しくぶつかり合いながら月面へ
攻防の末、ギンガはギンガエスペシャリーでルギエルを制した
降星山から無数の光=スパークドールが宇宙へ帰って行く
再びスパークドールの姿になっていたタロウもヒカルに別れを告げ帰って行く
友也のガンパッドにも「GOODBYE FRIEND」の文字が浮かび、ジャンスターは飛んで行く
ギンガ「私は宇宙に旅立つが、君はこの星をもっと冒険しろ それが終わったらまた会おう」
ヒカル「おう」
ギンガ「未来は変えることができる、いいようにも悪いようにも それを成すのは君達だ
    さらばだ、ありがとう…」
ギンガもまた宇宙へ旅立って行った
ヒカル「人は誰でも経験する 運命の出会い、運命の別れ そしてまた始まる、明日という未来が」

というわけで最終回でした
卒業生達の中に不法投棄業者と追跡魔と放火魔がいてそれぞれ夢を語っていましたが、
あんたらは警察のお世話にならないといけないレベルなのではと思いました
あと剛、賭博疑惑じゃなくて実際賭博に関わってたのね、トホホ…
さてやっと登場しましたラスボス・ダークルギエル、でっけえええええええええ
ギンガが変身バンクの途中なのに蹴り飛ばしてくるなんてきたない流石闇の支配者きたないな
人間の時を止めるっつーのはスパークドール化と同じってことなんですかね
卒業生達が急に校歌歌い始めるのはなー
とても希望のある歌詞で、それが力に変換されたのは分かるんですが、
今まで校歌がキーになるような描写があんまりなかったんで正直ちょっと白けましたね
しかし…タロウの復活は素直に燃えた!
近年の客演作品で使われなかったオリジナル音源のタロウ主題歌がかかるとは見抜けなかった
変身バンクが完全新規だったり、お馴染みのパンチ連打にストリウム光線が出たりと、
今までの鬱憤を晴らすかのようでもうタロウが決着つけるんじゃねーかって勢いでした
欲を言えばスワローキックも出して欲しかったな
しかしこの作品の主人公はあくまでもギンガなので、ギンガにエネルギーを分け与えて退場
ギンガが未来から来たウルトラマンと判明しましたが、だからヒカルを選んだってのがよー分からん
ギンガとルギエルのラストバトル、ギンガはルギエルと同じようなサイズに巨大化してました
そういやタロウもルギエルと同サイズで戦ってたなぁ
やはり今までのギンガや怪獣は本来の大きさではなかったんだね
月面に飛んだのは正解だったわ、いつもの狭いセットじゃないからアクションに思い切りがあった
あと何度も書いてるけどギンガの発光クリスタルが闇夜に映えること映えること
月面大正解よ
ギンガの仏山無影脚かっこよすぎワロタ
ギンガエスペシャリーは銀河の様な光の渦を派生させてパワーチャージして全身から光線を放つ技で、
ルギエルもそれと対になる技を出してましたが爆発終了
ルギエルもったいつけて出てきた割には意外とあっさり負けたなー
これは私の勝手な推測ですが、
ダークスパークウォーズではウルトラ戦士と怪獣をスパークドール化するためマイナスエネルギーを浪費、
後から来たギンガにエネルギー不足で敗北
今回卒業生達のマイナスエネルギーにより復活、タロウ&ギンガと連戦するにはエネルギー不足
だったんじゃあないかと
あとは人間の希望や勇気がウルトラ戦士と合わさると、とてつもないパワーを生み出すというは、
ルギエルにとって予想外のことだったのかも知れませんね
ダークスパークウォーズには人間関わっていませんし
降星山から無数の光が出てきましたが、相当な数のスパークドールがあったんだな
で、タロウ達は元の姿や世界にちゃんと戻れたんですかね…?
ジャンナインは最後までいいとこなかったな…
ギンガはお別れを言いながら宇宙へ飛んで行ってウルトラマンらしい終わり方でした
EDのバックでヒカルと仲間達がそれぞれお別れを行った後にみんなで手を繋いでましたが、
友也が「ちょっとなにやってるんですか、僕はいいですよ僕は遠慮しておきます」
と照れくさそうだったのがかわいいな、ホント最後くらいジャンナインで活躍させてやればよかったのに
結局ホツマは何者だったのか、ジャンナインは何故最後まで喋らなかったのか、
ルギエルの出自や最終目的はなんだったのか、ギンガとルギエルの声がなんで同じ(杉田氏)なのか等、
謎は残りましたが一応綺麗には終わりました
まあ今後シリーズを展開して行く上であえて謎を残しておいたのかも知れませんね
あとはやっぱ予算とかスケジュールだよなあ
従来みたいに2〜4クールでじっくりできればそんなに不満も出なかったのではと思うと、
つくづく惜しい作品でした
怪獣が殆どかませというかギンガ登場までの前座だったし
それでも関連グッズの売れ行きはそこそこ好調なようなので、今後も円谷ガンガレ超ガンガレ!

今回はスパークドールズ劇場はなし

次回は第26話 「輝けギンガ!俺たちのバトル!!」だ、
提供バックは次回の見所いろいろ