アニメ ジョジョの奇妙な冒険 第9話 最後の波紋! 感想

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』

私だ
TOKYO MX9話です
落下しながら自らの首を切り落とし、ワンチェンに回収されるディオ→ロンドンプレス誌のナレ→
ハンマーで石仮面を割るSPW「これで決着よッ!」からOP、
Aパートは、ロンドンプレス誌のジョナサンとエリナの結婚記事を読むSPW
ジョナサン達のハネムーンの見送りにあわてて向かうSPW→荷物の中からウリィ…→
つべこべ言わずに積み込めッ!→出航→大西洋上アメリカ航路→渡り鳥を見て幸せの涙を流すエリナ→
子供の頃のジョナサンとエリナの回想→「頭に気をつけてって言おうとしたところなのに」→
機関室に十字架を落とすスティクス神父→エリナにワインを勧めるジョナサン→ワンチェン発見→
吹っ飛ばされるスティクス神父→ディオ「来たか、ボディ」→ディオの長台詞→
ディオ「我が肉体となって生きよ、ジョジョォッ!!」→空裂眼刺驚で首を貫かれるジョナサンまで

ロンドンプレス誌を読み上げるSPWのテンションの高さにワロタ
そこからあわてて港まで行くとこもハイテンション、着いてからもハイテンション
見送りにSPWの仲間のイレズミと東洋人がちゃっかりいるところがナイス
「俺はいつまでも応援するし、困った時はいつでもどんなところでも駆けつけるつもりだぜ!」
このSPWの言葉は、後にSPW財団がジョースター家の血統をサポートする形で実現しますね
ジョナサンの死を知ったSPWは、さぞ悔やんだろうなぁ、それだからこその財団なんだろうな
船の出入り口の縁に頭をぶつけるジョナサン、
SPWがいたら「身長195cmのジョースターさんには低すぎる出入り口だぜぇ!!」って解説するだろうか
この日の幸せが永遠に続くと願うエリナでしたが、まさかこの日で終わるとは…
エリナにワインを勧めるジョナサンのシーンで、別の席で赤子を抱く女性の姿が確認できます
このあと同席の男性がいきなりアンデッド化してて怖い
ディオは自分とジョナサン程、よく計算された関係はあるまいと言っていましたが、
ジョースター家とディオの因縁はこの後永遠に続き、二度と解けない絡み合った定めになるとは、
誰がこの時点で分かっていたでしょうか
ディオはジョナサンに情けない姿を晒してまで褒め称えて運命云々とまで言ってましたけど、
ワンチェンもいなかったら運命違ってたでしょうね
遅効性の毒薬がなかったらダリオやジョースター卿の殺害も企てなかっただろうし、
ジョースター邸では焼跡からSPWか警察達に発見されてしまっただろうし、
(↑厳密にはワンチェンはディオを助けに来たわけではなく、石仮面を拾いに来たんですが)
首だけのまま崖下で野ざらしになり、やがて日が昇ってきて灰になっていたことでしょう
ワンチェンがここまで尽くすということは、それ程ディオが悪のカリスマであることを証明しています
ダンディーと冷静さを装ってるけど、本当は短気で凶悪なゲロ以下、だけど悪にとっては救世主
後に三部で復活するDIOも、その時代の悪の救世主となるのでした
スティクス神父は布教活動のためにメキシコへ飛ばされる事がなかったら、
この事件に巻き込まれることはなかったろうに、不憫だ

Bパートは、エリナとディオ再会→船中がアンデッドだらけ→赤子を抱いた女性が殺害される→
呼吸ができない→ジョナサンを侮辱するワンチェンとそれをたしなめるディオ→構えるジョナサン→
最後の波紋!→僕の身体の中で決定的な何かが切れた→
波紋で操られ、船の外輪スクリューシャフトを止めるワンチェンボディ→ジョナサンとエリナのキス→
エリナの涙をぬぐい、赤子を指し示すジョナサン→ゾンビにワンチェンを食うよう命じるディオ→
船爆発→ディオ「行くぞジョジョッ!そしてようこそ!我が永遠の肉体よォッ!!」→
背中に刺さった破片でディオを攻撃し、抱きしめるジョナサン→奇妙な友情すら感じるよ→
ジョナサン「幸……わ せ…に……エリナ」→ディオ「こ、こいつ…死んでいる…!」→
一八八九年 二月七日 ジョナサン・ジョースター 死亡→生き残ったエリナがジョナサンの解説→
ナレーション→ジョジョの奇妙な冒険Part1 ファントムブラッド 完→
遺跡の中をゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ→柱に眠る男でおしまい

回転する浮き輪の「ウリウリ」という擬音にワロタ
浮き輪に当たった男性の頭部はグロ対策で黒っぽくなってました
「メシィーッ」とジョナサンの手を弾くワンチェンの蹴り、
ワンチェンに繰り出される最後の波紋「ブギャア」、
ディオの首から出た血管針がジョナサンに刺さる「ギュルン」等印象的な擬音が続々登場
身構えるジョナサンを見て一旦退けとワンチェンに命令するディオは珍しく冷静で慎重だ
最初からこうやってジョナサンを舐めずにいれば、これまで負け続けなかったかもしれないねぇ
でもワンチェンがジョナサンを舐めていたので台無しでした
まあしかしワンチェンがよく喋る喋る、今までちょっとずつカットされた出番を取り返すかのように
外輪スクリューシャフトの件を解説するディオもよく喋る
ラストはエリナすら解説してるよ
SPWがいないだけでこんなに仕事が増えるよ!やっぱり解説王SPWの存在は偉大だった
一度はジョナサンと共に死ぬ事を決断したエリナでしたが、生き残った赤子、
そしてお腹に宿した新たな生命の為に生き延びねばならない残酷なる勇気に泣いた
赤子を守って死んだ女性は、ジョナサンから見れば馬車の転落事故で自分を守って死んだ母と重なるんですね
ところでカプセルが壊れた首だけディオって、どうやって浮遊してるんだ?
そんなディオに友情を抱きつつディオの首を抱いて、とうとう死んでしまったジョナサン
でもエリナが言うように彼の精神は歴代ジョジョに受け継がれていきました
これ以降のジョジョは、所謂不良だけどジョースター家の正義や勇気や覚悟の精神は持っている、
と言ったタイプの主人公ばかりになるのですが、
それに比べるとジョナサンの真面目でストレートな正義の主人公像が異質な物に感じますね
けどこの第一部アニメのおかげで、
ストレートで甘ちゃんなジョナサンのかっこよさが再確認できました
ありがとうジョナサン、最後まで最高の紳士だったぜ
ラストはダニー、ブラフォード、ダイアーさん、スト様、ツェペリさん、ジョースター卿、
トンペティ、ポコ、ポコの姉、SPW、ジョナサンの順に顔が浮かんで〆!
と思いきや…意外ッ!それは柱の男ッッッ!!
第二部くるううううううううううううううううううううううう
あー、ところで、
ディオの一人用シェルターはエリナとお腹の子(ジョージII世)と赤子(リサリサ先生)を
守るために使われましたが、
第三部で復活するジョナサンの肉体を乗っ取ったDIOが眠っていた棺は、どこにあったんですかね?
本来はワンチェン用?

To Be Continued
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

おまけ
DVDのCMがジョナサンになってますた
「信念さえあれば人間に不可能はない、人間は成長するのだ!してみせるッ!!」
の名台詞が炸裂したので、また真面目に行くのかと思ったらラストに「blu-ray、予約すべしッ!」
ジョナサン、お疲れ様でした