アニメ ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第14話 感想

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』公式サイト

私だ
TOKYO MX14話 漫画家のうちへ遊びに行こう その1です
いよいよ2クール目突入ッ

アバンは、下校途中間田と再会する康一→ピンクダークの少年を描いている岸部露伴の家へ→
康一に上級生命令でピンポン押させる間田→玄関で腕を掴まれる康一→
岸部露伴登場→提供→CM→Aパートへ

OPなし
久々登場の間田、仗助がいないか警戒しまくっててワロタ
身長が康一君と殆ど変わらなくなってて原作より縮んでるじゃねーか
人気漫画・ピンクダークの少年を描いている岸部露伴の家が杜王町にあるということで、
訪ねに行くことにした漫画好きの2人
原作でも間田が不動産屋の話を小耳にしたということでしたが、
アニメにはその回想シーンがちょっとだけ追加されてましたね
原作未読の方は、この個性的な髪型の人物の後ろ姿をよく憶えておいてクダサイ
岸辺宅に着いた頃には日が暮れ始めてて、原作より時間の経過が感じ取りやすくなってて流石アニメ
露伴先生原作通り目がイっちゃってて怖すぎ、そのままモノクロ提供に行ってて更にこええよ

Aパートは、2人がファンと知り自宅へ招き入れる露伴→仕事場を見学して大興奮の2人→
「ところで君たち『おもしろいマンガ』というものはどうすれば描けるか知っているかね?」
「『リアリティ』だよ!」→間田の肩にいたオニグモの腹をナイフでかき回し始める露伴
「味もみておこう」→嘔吐する間田をスケッチしようとするも途中でウソっぽくなったのでやめる露伴
台所へ向かう露伴露伴のスゴさに感動する間田とヤバイ予感のする康一→
完成したてのピンクダークの少年の生原稿を見てから帰ろうと提案する間田→
生原稿の迫力に圧倒される2人→戻ってくる露伴
「わたしの能力…『天国への扉』によって 心の扉は開かれる」→
全身が本になってしまう康一→CM→Bパートへ

間田曰く新年特大号の表紙で見たまんまの露伴先生
そうそう昔はジャンプの表紙に連載作家達が勢揃いした写真なんか載ってましたね
マンガへのリアリティ追求について語る露伴先生のシーンが、
原作のコマ再現しつつ外枠目盛り付きの原稿用紙になるアニオリの演出入れたりしてて面白いなあ
さて最初のうちはファンサービス旺盛ないい先生に見えた露伴先生だが、
リアリティを追求しすぎる変人ぶりが見え始め、徐々にホラー展開へ
ナイフでかき回されたオニグモの腹は黒塗り、ここ黒塗りにしなくてもいいと思うんだが
間田完全に吐いてたけどこの後ゲロ掃除せず話進んで行っててワロタ
このまま生原稿盗み見しつつサインとお茶ごちそうになって平和に終わりかなと思わせといて、
やっぱりスタンド攻撃にあっていた展開ホントうまい

Bパートは、アイキャッチ→全身が本になってしまう間田→
リアリティのため康一の体験を読む露伴→自分以外にも能力を持った奴がいると知り驚く露伴
「君の『記憶』をもらうッ!ぼくのマンガのネタにするためにねッ!」→
エコーズACT2出現→康一の性格を知り気に入る露伴
「おどしじゃあないぞッ! 本当に攻撃するぞッ!」→「うるせーなあ〜〜〜〜〜〜やってみろ!」→
当たらないエコーズの攻撃→『安全装置』→「これが『ヘブンズ・ドアー』の能力だよ……」→
「どれ間田くんの方も見てみるかな…」→間田の記憶や体験が最低過ぎてガッカリする露伴
成功者の露伴がここまでするのが理解できない康一→
「この岸部露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いていると思っていたのかァ―――――ッ!!」→
矢に射られたことを打ち明ける露伴→康一の顔のページを破り取る露伴
楽しそうに帰宅する2人→20kgも体重が減っていることに気付く康一→
異常事態を仗助に相談しようとするもド忘れしてしまう康一→長電話中の綾那→
クツとカバンが重く感じる康一→登校中に露伴宅へ入ってしまう康一→
その一部始終を見ていた仗助と億泰→鬼気迫る表情で仕事中の露伴
「よく来たね……… 待っていたよ時間ピッタリだ」→To Be Continued→ED→次回予告→提供

アイキャッチ杜王町名所その5『漫画家 岸部露伴の家』
ヘブンズ・ドアーにより記憶や体験が本にされた康一君
康一君の姉の名が「綾那」と判明するのだが、
EDクレジットでは玉美戦と同じく「康一の姉」のままでワロタ
エコーズACT2出現から、
ヘブンズ・ドアーの能力を解説するところまで、
いつもの色調変更演出
康一君やエコーズや間田が青系、露伴先生が紫系
ヘブンズ・ドアーは人を本にするだけでなく、
余白に命令を書き込むことでその通りにしか行動できなくなるのがヤバすぎる
一瞬にして描いてしまうスケッチはスタンド能力ではなく露伴先生本体の才能なのもすげー
間田の恥ずかしい記憶や体験は最低なんだがわざわざ読み上げるのは流石に可哀想です
マンガを描くことに対する姿勢は真摯なんだが、形兆兄貴に射られたのがきっかけで、
マンガのリアリティを追求するあまりとんでもない能力を手に入れてしまった露伴先生
最高のネタを入手して高笑いする顔がクッソこわいんだが、
その後何事もなかったかのように帰宅する2人のシーンとの落差がまたこわい
ヘブンズ・ドアーに記憶操作されちゃってんだよなあ
本にされるのは生命に別状はないがページ破られると体重減る!
外見上痩せた風には見えないのでダイエットにはならんですね
このままマンガのネタとして消費されてしまうかに思われた康一君ですが、
登校中の異常行動を仗助達に見られたことで事態が変わってきそうな予感がして次回へ続く
EDは映像に露伴先生や音石やジョセフと赤ちゃんが追加されました
ピンクダークの少年が表紙のジャンプキター
本棚にはピンクダークの少年のコミックスの他に、
「死刑執行中脱獄実行中」、「バオー来訪者」、
「ゴージャス・アイリン」、「武装ポーカー」、「魔少年BT」、
といったジョジョ以外の荒木作品が揃ってる!
ジョジョ以前の荒木作品はホラー性とか心理戦の駆け引きとか、
ジョジョのルーツになっている部分を知ることができるのでオススメです
いやすげー濃厚な回でしたね
30分と思えないくらい濃いわー
この露伴編は荒木先生の仕事に対する姿勢がかなり反映されてると思うんですが、
もしかしてジョジョって荒木先生の実体験なんじゃあ…?

おまけ
総集編5巻発売中
5巻は146話 ぼくのパパはパパじゃない その2まで収録
噴上裕也、猫草、送電鉄塔に住む男、エニグマの少年登場
川尻早人が浩作の正体に気付きはじめていよいよ佳境へ
6巻は8月5日発売