牙狼-紅蓮ノ月- 第17話「兇悪」 感想

「牙狼-紅蓮ノ月-」GAROアニメシリーズ第2弾!

私だ
テレ東17話です
あらすじ
魔戒騎士でありながら義賊を続ける袴垂(はかまだれ)。
ある晩、押し入った屋敷で火羅と化した貴族を討滅する。
貴族たちへの盗賊の襲撃が相次ぎ、
来世門の失態をいち早く返上したいと考える検非違使の長・四条公任は、
事件の本格的な調査に乗り出すが…。

アバンは相変わらず貴族相手に盗賊している袴垂一味
しかし忍び込んだ屋敷の様子がおかしい
陰我によりホラーとなった貴族が屋敷の者を食らいつくしていました
この世が狂ってる、才能が認められないと喚くホラーを斬る斬牙
また貴族の屋敷が盗賊に荒らされたと激おこな四条公任は盗賊調査を強化
見つけ次第斬り捨てても構わんと部下達に命令を下します
公任の声が序盤と比べると佐々木望氏と分かりやすい声色になってきてる気がする
盗賊はやるがホラーと出会えば守りし者として斬ってるという袴垂は、
ホラーから立ち上る残滓が真っ赤だったことを稲荷に報告
残滓が紅蓮の月に登ることを気にする雷吼に、
袴垂は月=上ばかり見ずに地べた這ってる人々も見ろと忠告するのでした
あくまでも民の味方なんだよな袴垂
道長は盗賊の調査よりも月見の宴の方が気がかりな模様
保昌に呼び出された袴垂は、
都の秩序を乱す者は斬り捨てると兄弟対決に
袴垂は武人の誇りを捨て道長の下にいる兄が許せず剣を交えるも、
保昌は袴垂の盗賊の証拠がないと立ち去ってしまいました
そんな保昌は公任の強引な捜査が許せないと同時に、
公任の焦りが来世門の失態だけではないようにも思え…
今回の件について調べて貰おうと和泉式部の元を訪れた袴垂
和泉ちゃん曰く、紅蓮の月については今の都ができる前にも起こったくらいしか分からず
しかし袴垂が斬った貴族ホラー達は、
公任に疎んじられ出世から遠ざかった者ばかりと判明
その頃怪しい公任にこれまた怪しい道満が近づいていたのでした
あー目が赤く光ってんよー
盗賊について喋らない民を皆殺しにしようとする公任に待ったをかける保昌
公任は盗賊を庇うような物言いの保昌を斬り捨てろと部下に命令し、
その一部始終を物陰から見ていた袴垂が思わず保昌の助けに入ってしまいます
あぶり出された形となってしまった兄弟は、
戦うと見せかけて煙玉で文字通り煙に巻いて逃げ、
公任の不正の証拠を掴むため検非違使庁に忍び込みます
兄弟を追っていつもより検非違使の警備が薄いのが不幸中の幸いで証拠GET
保昌は公任を糾弾した道長宛の内容の手紙を持って月見の宴に乗り込むと、
追い詰められた公任はホラー化
またしても物陰から現れた袴垂は斬牙になってホラー化した公任を斬るのでした
公任を失った検非違使は頼信がトップになり、今までより動きが速くなりました
おかげで盗賊業がやりづらくなった袴垂
兄弟はそれぞれの正義の道を行くのでした
うん、やっぱ袴垂主役回は面白いわ
権力のもとでできる正義を行う保昌と民の側に立って正義を行う袴垂って、
いいバランスの兄弟じゃないか
戦闘シーンはいつもどおり短かったが、
斬牙と公任ホラーが間合いを取り合う描写なんかは、
どちらも元々武人だったという「らしさ」が出ていてよかったです
ホラーのデザインも鎧武者っぽくてかっこよかったし、
下半身が多脚になる2段階目があったのもよかった、瞬殺されたけど
公任は比較的まともな人物かと思ってたが、結構出世欲の塊だったんですね
貴族社会は出世してなんぼなんだな
そこを道満につけこまれちゃいましたね
佐々木望氏お疲れ様でした
しっかし2クール目から準レギュラーくらいのキャラがあっさり死んでいきますね
斬ったホラーの赤い残滓が紅蓮の月に吸われてるようなのが気になりましたが、
これが何なのかはそのうち分かるでしょう

訃報
「仮面ライダー」「牙狼」クリーチャーデザイン韮沢靖さん死去 52歳 腎不全のため
特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズのクリーチャーデザインなどで知られ、
原型師・デザイナーとして活躍した韮沢靖さんが、
2日、腎不全のため52歳で亡くなったことが明らかになった。
韮沢さんと親交の深い株式会社アート・ストームのオフィシャルサイトや、
韮沢さんの公式Twitterを通じて発表された。
オリジナリティーあふれる立体造形物やイラストで知られた韮沢さん。
その仕事の数々は、作品集「クリーチャーコア」などで見ることができる。
クリーチャーデザインで参加した平成仮面ライダーシリーズでは、
仮面ライダー剣ブレイド)」のアンデッドや
仮面ライダー電王」のイマジンたちなど個性的なデザインのキャラクターを次々に生み出し、
特撮ファンから絶大な支持を集めた。
参加作品は『ゴジラ FINAL WARS』『妖怪大戦争』「牙狼 GARO
仮面ライダーカブト」「仮面ライダーディケイド」など。
さらに、漫画作品や小説「竜太と青い薔薇」(講談社)の挿絵執筆、
個展の開催など多彩な分野で活躍した。
韮沢さんの公式Twitterには、
「韮沢の魂が宿った作品たちが、いつまでも皆様の胸に残りますことを祈って」
とつづられている。
葬儀は、故人と遺族の意向により家族、近親者のみで執り行われたとのこと。
後日、アート・ストームが中心となり偲ぶ会を行う予定。
詳細は決定次第、同社のオフィシャルサイトで発表される。(編集部・入倉功一)

もうこの人が新しくデザインするホラーや怪獣や怪人が見られないとは残念
ご冥福をお祈りします