仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス 感想

仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス

私だ
本日公開見てきたぞ
入場者プレゼントは超x4!激レアカードパック
剛&チェイス 魂のダチカードの裏見たら、
「またな、チェイス 俺のダチ。 剛」
と書いてあってウルッときた
尚、23日からは奇跡のクリアファイルが貰えるそうです

あらすじ
ベルトさんが眠りについて月日が経つにつれ、
捜査一課での仕事に身が入らなくなっていた進ノ介は、
霧子共々本願寺より超常現象にまつわる極秘任務を命じられ、
事件現場にいつもいるアカリと御成に会うため大天空寺を訪れる
そこでタケル=ゴーストと眼魔Aの戦いに巻き込まれる
剛=マッハからマッハドライバー炎を渡された進ノ介はタイプデッドヒートに変身
マコト=スペクターも現れ乱戦になるもライダー達の誤解は解け、
4大ライダーキックで眼魔Aを撃破する
あらためて地下研究室で会する一同であったが、
モノリスから発生した時空の歪みにタケルと進ノ介が飲み込まれてしまった
2人は大天空寺の庭にで目を覚ますも、
そこで死んだはずのタケルの父・龍や眠りについたはずのベルトさん、
さらに子供の頃のタケルやアカリと出会ってしまう
ゴーストハンターになりたいので龍へ弟子入りに来たと誤魔化した2人は、
ライダーに変身して龍と共に眼魔と戦ったり、
何に対しても煮え切らない冷めたタケル少年を諭したり交流を深めていく
この時代は2005年、龍が死んだ年だった
一方現代では2人が過去へ飛ばされた影響で滅んだはずのロイミュードが復活し、
眼魔と手を組んで街を襲い始める
剛やマコトは復活したチェイス仮面ライダー純となった本願寺らと敵に挑むも、
不利な状況だった
アカリはりんなと共に2人を現代へ戻すためのワームホール発生装置の作成にあたり、
タケルのコンドルデンワーへ連絡するが、
タケルは龍の死を回避するまで帰れないと拒否
そんな中、アカリ少女が眼魔にさらわれてしまう
未来のアカリに何処へさらわれたか聞くも、
眼魔の影響でその時の記憶にブロックがかけられていた
ミケランジェロラファエロの眼魔を倒しそれぞれの眼魂を入手していたタケルは、
進ノ介のアイデアで寺の裏にあるレンガの道の下へ埋め、
10年後のマコト達の手に渡るようにする
進ノ介は眼魂と共に霧子に渡す指輪も埋めた
りんなの装置によりアカリの記憶は紐解かれ、
大きなステンドグラスのある場所=シラクラ大聖堂と判明し救出に向かう
現代で眼魂を掘り起こしたマコト達は、
眼魔・ロイミュード打倒の切り札としてそれを使おうとするも作動しない
マコトも剛もミケランジェロラファエロに対する思いが弱いため共鳴しないのだ
シラクラ大聖堂の奥へ進んだタケル達は捕らわれたアカリ少女を発見するも、
アカリ少女のダヴィンチへの強い思いからダヴィンチ眼魔が出現してしまう
ゴーストとゼロドライブはダヴィンチ眼魔に辛くも勝利し、
アカリ少女の救出に成功
その影響で現代に復活したロイミュードは消えた
チェイスと再び別れることを惜しむ剛
これで全て解決…したかに見えたが、
ダヴィンチ眼魂がタケル少年を急襲、タケル少年を庇った龍が撃たれてしまう
タケル達を未来から呼んだのは自分だと言う龍は、
発生させた時空の歪みでタケルと進ノ介を現代に帰らせると死んでしまった
結局父を救えなかったタケル
だが考えるのはやめ、みんなと共に出現した眼魔のもとへ向かう
アカリのダヴィンチへの思いを利用し、
タケルがゴーストとなり英雄の眼魂を集め始める現代へ復活したダヴィンチ眼魔
全ては地球を眼魔の理想郷とすべくタケルから英雄の眼魂を奪うのための罠だった
タケル、マコト、剛はライダーへ変身しようとするも現代の進ノ介にはベルトさんがいない
だが進ノ介のもとにトライドロンとベルトさんが駆けつける!
2005年での出会いを覚えていたベルトさんはこの日が来ることを予見して目覚めたのだ
変身した4大ライダーはダヴィンチ眼魔率いる眼魔軍団へ挑む
形勢不利になったダヴィンチ眼魔はミケランジェロ眼魔とラファエロ眼魔と融合
巨大なルネサンス眼魔が誕生した
苦戦するゴーストのもとに龍の魂を封印したトウサン眼魂が出現し、
トウサン魂へチェンジ
ドライブもタイプトライドロンへチェンジすると、
イグアナゴーストライカーとライドブースターが合体
マシンに飛び乗ったゴーストとドライブは協力してルネサンス眼魔を撃破した
戦いの後、仕事へのやる気を取り戻した進ノ介、
そして進ノ介から送られた指輪をはめた霧子は結婚式を挙げる
進ノ介は眼魔撲滅をタケルに託し、
タケルは人間の犯罪への対処を進ノ介に任せるのだった
終わり

従来の別々のパートから合流するMOVIE大戦と違い、
最初から同時進行する話でした
進ノ介と霧子の結婚や龍の死とかちゃんと描いてくれたのはよかったし、
生身で強くてかっこいい龍は流石元イエローライオンだし、
剛がチェイスと再び別れる時に「またな」とか「ダチ」とちゃんと伝えたのはグッときたし、
最終決戦で眼魔コマンド相手に張り切る御成と現さんに笑ったし、
リケジョ同士で意気投合するアカリとりんなさんはなんか微笑ましかったし、
ダヴィンチ眼魔役のケンコバさんは相変わらずいい声してたし、
いいところも色々あったんだが、
脚本の粗も結構目立ったなあ
・大天空寺の庭の茂みに何故か落ちてるベルトさん
・2005年に御成の姿が全くない
・復活してもこれと言った活躍がないまま消えた幹部ロイミュードチェイス
バタフライエフェクト(些細なことが大きな影響を及ぼす)とはいえ、
 タケルと進ノ介が過去へ飛んだらロイミュードが復活する意味がよく分からない
・過去でダヴィンチ眼魔倒したら現代で復活したロイミュードが消えたので、
 ダヴィンチ眼魔がロイミュード復活に絡んでるのだろうが、
 その絡みがよく分からない
・マッハドライバー炎どんだけ作ったんだハーレー博士
・本編じゃまだタケルらと対立してるマコト兄ちゃんがもう和解してるっぽい
・タケル少年がタケルと進ノ介がやって来た日のことを絵日記に書いてたのを、
 現代のタケルはアカリがその絵日記を見つけるまで忘れていた(アカリ同様記憶ブロック?)
・究ちゃんの出番がEDの結婚式のシーンのみで本編に全く絡まない
思い返しただけでもこれだけある…
いや粗あってもそれを吹っ飛ばすくらいの勢いがあればいいんですが、
アクションシーンも映像面も可もなく不可もなくなんだよなあ
ミケランジェロラファエロ役のシソンヌは、
乾杯戦士アフターV」くらいでしか知らないですサーセン
ダヴィンチ、ミケランジェロラファエロルネサンス三大芸術家なわけですが、
やはりここにドナテロを入れて欲しいのが人情ってもんですよねカワバンガ的に考えて
シラクラ大聖堂はワロタわ、白倉Pまた弄られてる
劇場でも受けてて俺も一番面白かったのは、
本願寺理事官=仮面ライダー純が瞬殺されて葬式やるくだりでした
あの世とこの世の狭間であの世に行こうとする理事官が仙人に止められるんですが、
この2人が持ちネタや往年のスターの物まね合戦始めてクソワロタわ
あの世では坂上二郎さんも松田優作さんも浦辺粂子さんも楽しそうで何よりです
でもこれ映画が面白いんじゃなくて、
片岡鶴太郎竹中直人の2大コメディアンによるコントが面白いだけなのよね…
ここのインパクトが強すぎて余計本筋が薄く感じてしまった
全体の感想としては飛び抜けて傑作でも駄作でもない、
MOVIE大戦シリーズの中じゃ凡作って感じでした
やっぱ従来どおり2つの物語が1つに集結するパターンの方がよかったのかな
あと脚本家がドライブもゴーストも今まで一切手がけてない人だったのも、
微妙な印象になった一因じゃなかろうか
ドライブTV本編が終わらずゴーストも始まらない時点で本書いてんじゃ、
ドライブの終着もゴーストのキャラクターも掴めないよなあ
この脚本家に仕事振った東映かテレ朝が悪いわ
あ、そうそう最終決戦を見つめてた謎のライダーはネクロムというそうで、
多分今後のゴースト本編に出てくるやつだと思います
EDは1 FINGERの「はじまりの日」
これは進ノ介と霧子を歌った歌ですかね
ED後は大戦の告知ではなく正月のニンニンvsトッキュウの告知がありました
大戦は無理してやらなくていいよ、いやホントいいから