特捜戦隊デカレンジャー 10 YAERS AFTER 感想

Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YAERS AFTER』公式サイト

私だ
10月7日発売のVシネ漸く見ますた

あらすじ
バーツロイドとアーナロイドに追われるマイクル・マイクソン
センとウメコが駆けつけるとマイクルの中からキャリーが現れた
そこへ颯爽と現れドロイドを撃退するデカレッドとイエロー
それはバンとジャスミンではなく1年目の新人デカ、アサムとムギだった
かつての乗っ取り事件から、地下へ新たに建造されたネオデカベース
現在はテツがボスの代理に就任していた
ファイヤースクワッドに異動していたバンが久々に帰って、
地球署署員・日渡氷狩と結婚したジャスミンを除くかつてのメンバーが揃う
そこで保護されたキャリーは、
前署長であるボス=ドギーが、
宇宙マフィア・キルリアンファミリーに捜査情報を横流しして報酬を受け取り、
それを目撃した一般人1名を殺害したという、
2年前に起きた事件を目撃したと打ち明ける
ボスはその際マフィアの銃弾に倒れ現在も意識不明の重体だった
キャリーを宇宙検察庁へ護送することになったが、
キャリーの証言によりボスの有罪は決定的になるだろう
反発するウメコだが、私情を挟むなとバンは非情に徹した
ジャスミンの家を訪れるウメコ
エスパーの能力でキャリーの心を呼んで欲しいと頼むが、
余計なことはしないと拒否されてしまう
かつてのメンバーの冷たさに失望するウメコだったが、
センの励ましにより再び前向きになり、
バンもあの事件以降やさぐれ、
コンピューター室でゲーム三昧になったと思われていたホージーが、
実はボスの事件について調べ続けていたことをお見通しだった
しかし銀河系管区警察局のカイト・レイドリッヒ局長から連絡を受けたテツは、
バンを直ちに帰還させるよう命じられる
ボスと直接関係ある者のみでキャリーの護送をするのは好ましくないと判断されたからだ
護送任務はホージー、セン、ウメコ、アサム、ムギの5人で行うことに
護送は順調に思われたが突如船体が揺れ、惑星リーヨに不時着
何故護送ルートがバレたのか疑問に思うも、ドロイド達に応戦するデカレンジャー
敵の宇宙船を奪いに向かうホージーとそれを追うセン
キャリーを護衛するアサムとムギ
孤軍奮闘するウメコは再び飛び立とうとしている護送船へ飛び乗る
ちゃんと飛べていることを不思議がるウメコは、
船内でアサムとムギがキャリーを拘束しているのを目撃する
一方テツはジャスミンとスワンを呼び出し危険とも言える賭けに出る
事件の目撃者が出たとなれば真犯人がボスにとどめを刺しに来るだろう
テツの賭けは当たりボスの病室へ現れたイーガロイドと戦うジャスミン
スワンの解析により、ボスは点滴に少しだけ毒を混ぜられ、
目覚めないようにされていたことが分かった
ホージーの勝手な行動はバンの作戦だった
センは推理でそれを知り行動を共にする
惑星ハイゴルドに着いた護送船
そこで待っていたのは宇宙警察の高官の制服を着た男
キャリーを庇いピンチに陥るウメコだったが、突如キャリーがアサム達に反撃
正体ミラージュディメンションでキャリーに化けていたバンだった!
本物のキャリーはホージーの中に潜行しており、
奪った宇宙船で無事宇宙検察庁へ引き渡したのだった
ホージー、セン、ジャスミンもハイゴルドに駆けつける
ジャスミンは氷狩譲りのテレポート能力を受け継いだ我が子から、
その能力を授乳を通じてもらっていた
バンは地球署に敵が潜入している可能性を考慮し、
今も地球署の最前線で活動しているのセンとウメコにだけ作戦を報せずにいたのだった
2年前の事件の証拠として残っている防犯カメラの映像
それはミラージュディメンションを用いた捏造だった
真犯人はカイト・レイドリッヒ
カイトとマフィアの取引現場に単独で潜入していたボスは、
偶然居合わせたキャリーの父親を人質に取られて銃撃を受け、
キャリーの父親もボスに化けたカイトにマフィア共々斬殺された
キャリーはその時父親に潜行していて全てを目撃し、
ボスから信じていい者としてバン達の名を教えられていたのだった
怒りに燃えるバン
その時、巨大なクローンアブレラが飛来
そしてテツもデカバイクに乗ったデカレンジャーロボで駆けつける!
クローンアブレラを倒しバン達と合流するテツ
チェンジスタンバイ、エマージェンシー・デカレンジャー
6人揃ったデカレンジャーがカイト達を追い込む
ネオハイパーマッスルギアを装着し、
更にアサムとムギを取り込んでパワーアップするカイトだが、
デカマスターのベガスラッシュに阻まれる
ボスからディーソード・ベガを託されたデカレッドの赤座剣法・雷神剣が炸裂
デリート判決が下されたカイト
ディーバズーカ、ライトニングフィスト、ベガスラッシュで爆散!
キャリーの証言によりボスは復帰
ボスは唐突にスワンへ愛の告白をするのであった
終わり

回想でテレビシリーズの映像がちょくちょく挿入されるんだが、
こうしてみるとみんな大人になりましたねぇ
冒頭のささきいさお氏ボイスの宇宙人に「さらば地球よ」と言わせるのは卑怯だわ
キャリー役は小林里乃さん
他に人間に潜行する能力を持った宇宙人のようですね
キャリーの父役は筒井巧氏
ニンニンジャーの出演回期待してます
ネオデカレッド・アサム役は栩原楽人君、響鬼明日夢役でおなじみ
役名も似てるな
ネオ・デカイエロー・ムギ役は秦瑞穂さん
ボウケン、シンケン、ゴーバス等度々戦隊シリーズにゲスト出演されています
ジャスミンの旦那・日渡氷狩役は上村祐翔
なんとテレビシリーズ7〜8話でジャスミンが救ったあのエスパー少年!
10年の時の流れ、はええなぁ…
カイト・レイドリッヒの声は小山力也
やっぱり悪役でしたね
イーガロイドの声はテレビシリーズやフルブラスト・アクションと同じ中井和哉
宇宙検察庁と宇宙最高裁判所のあるゴワンチョル星は、
星周辺の時間の流れが通常の200万分の1で、
ジャッジメントタイム10秒=ゴワンチョル星8ヶ月と判明しました
テレビシリーズでのデリート許可のはやさはそのためだったのか
これ放送時に「警察がその場で死刑はいかがなものか」って散々言われてたからなあ
作戦を報されてなかったウメコ、落ち込むかと思いきやバンを褒めててワロタ
未だにデカレンジャーのリーダー自分だと思ってるのかよ
センちゃんとの関係は続いてるのかそうでないのか曖昧だった
センちゃんの逆立ち、ウメコの泡風呂シーンは健在
ジャスミン我が子の能力コピーできるのかよ、X-MENのローグみたいだな
テツは特キョウで出世するのかと思ってたが署長代理になってたとは
バンは10年経ってクールになったと思ったけど、
最終決戦では超熱血で安心した
クローンアブレラ完全に出オチでワロタ
前に復活してあっさり斬られるって予想したけど、大体あってたわ
巨大戦はコクピットなどのセットがもうないためか、殆ど過去映像の流用
赤座剣法・雷神剣はテレビシリーズ18話で使用した技で、
元々は新撰組隊士だったバンのご先祖様のものでしたね
デカレッドはバンは終始ファイヤースクワッド仕様で、
アサムは終始スワットモードだったので通常モードが一切出なくて残念
ボス最後なに急に告白してんですかー
ラストはホージーの「相棒って言うな」で〆
バンにドロップキック避けられててワロタ
挿入歌は「特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」、
EDは「ミッドナイト デカレンジャー 10 YEARS AFTER」
勿論サイキックラバーやささき氏が歌唱
47分ほどの作品でしたが話はサクサク進むし、
かつてのメンバーの元気な姿や懐かしいシーンもあったし、
テレビシリーズから設定ちゃんと拾ってきたのもよかったです
ただ刑事物の定番ネタとは言え、
宇宙刑事NGやドライブに続きまーた警察の内部腐敗オチだったのは食傷気味でしたね