劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!! 感想

2015年3月公開『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』 | ウルトラマンギンガS 公式インフォメーション

私だ
見てきたぞ
入場者プレゼントはデータカードダス
「大怪獣ラッシュ」「ウルトラマンギンガビクトリー」
限定プロモーションカード

あらすじ
遊星ジュランに超時空魔神エタルガーが襲来
エタルガーに敗れたコスモスは、
謎の女戦士アレーナの力で時空城の鏡に封印されてしまう
ゼロがジュランに駆けつけるもエタルガー達を取り逃がしてしまった
次にギンガを狙うエタルガー達は、ヒカル達のいる世界の地球へ飛来
アレーナの攻撃を受けるUPG
エタルガーに圧倒されるギンガとビクトリー
そこへコスモスによって封印される直前に分離したムサシとゼロが駆けつける
ムサシによるとアレーナは惑星ザントの王女で、
ウルトラマンが同胞の仇であるという偽りの記憶を植え付けられ、
ウルトラマンを封印できる魔鏡共々利用されていると知らされる
ビクトリウムの波長で洗脳が解けることが判明し、
アレーナの保護とウルトラマンの解放のため時空城に乗り込むUPGとムサシ
一方ヒカルとショウはゼロの特訓を受け、
ウルトラマンキングからゼロを通じてウルトラフュージョンブレスを与えられた
UPGとムサシの活躍によって解放されるウルトラ戦士達
そしてウルトラタッチしたヒカルとショウはウルトラマンギンガビクトリーへ変身!
集結したウルトラ戦士達はエタルガーとエタルダミー達に立ち向かう
エタルダミーを各個撃破していくウルトラ戦士
エタルガーと激闘を繰り広げ、その最中アレーナを保護するギンガビクトリーとコスモス
戦いの場を時空城最上階から宇宙へ移したギンガビクトリーは、
ウルトラ戦士の力を一つに合わせたウルトラフュージョンシュートでエタルガー撃破
ウルトラ戦士達もクロスオーバーフォーメーションして時空城を破壊
戦いが終わりそれぞれの世界へ帰って行くウルトラ戦士、ムサシ、アレーナ
そしてUPGには新たな隊員としてショウが加わるのだった
おしまい

ノンストップウルトラバトルアクションムービーでした
坂本監督作品らしく役者による生身アクションが多いですね
遊星ジュラン襲撃されるの何度目だ、保護怪獣ものんびりしていられんな
映画は映像作品に久々に登場したコスモスコロナモードが、
エタルガーの攻撃によって爆発するという衝撃的な場面からスタート
その爆炎をバックにポーズをとるエタルガー、最早どっちがヒーローなのか
ムサシとコスモスって分離と融合が割とホイホイできるから、
封印されるとか戦闘不能になるとか、こういうとき便利だよな
便利と言えば時空を超えられるウルティメイトゼロ、
このウルティメイトゼロのスーツって重たくて殆どアクションできないと聞いていましたが、
今回はバリバリ動いてましたね
スーツ新調したのかな?
アレーナ役はイエローバスターこと小宮有紗さん
エタルガーの声はウサダこと鈴木達央
鈴木氏の起用は小宮さんの提案が通って実現したそうです
やっぱりゴーバスターズ繋がりだったのか!黄色いし!
エタルガーは最初マスクを付けててイケボなのですが、
マスクの下の恐ろしい顔を現してからは声色が変わっていますね
アレーナのハイキックシーンで「シャララララーン」とSEが鳴っててワロタ
ブレないな流石坂本監督ブレない
アレーナ対アリサ、アレーナ対サクヤ、アレーナ対マナといった女同士の戦いに、
心なしか他より尺とってた用に思えたし
アレーナは洗脳と解除が劇中何度も繰り返されるのですが、
そのたびに悲鳴を上げるのがちょっとクドかったかな
ヒカルは1年間の海外研修から帰ってきたという設定で、
サクヤのUPG見習い入隊と友也によって再生されたマナに驚いていました
ショウも武者修行の旅から帰ってきたっぽい感じでしたね
エタルガーに敗れたヒカルとショウはゼロによって腕輪で繋がれ、
二人の息を合わせる特訓を強制させられました
ゼロが遂に師匠に
メニューは筋トレ、走り込みといったオーソドックスなものから、
ゼロがはじき飛ばした岩を避ける、崖を登るといったものまで
滝の水を斬るとかジープに追い回されるとかテクターギアを着せられるとかは残念ながら無し
ゼロはヒカル達のことをタロウから聞いていたそうだが、
たまには光の国に帰ったりしてんのかな
というかダークスパークウォーズの時は何してたんだ
新アイテム・ウルトラフュージョンブレスはキングから与えられたものと判明
キングの存在自体がチートだからね仕方ないね
ウルトラフュージョンブレス授与のくだりでは、
イメージとしてキングとレオ・アストラ兄弟が登場
あーキャスト陣とレオが一緒に写ってる画像が出回ってたけどこれだったのか
ホント一瞬しか出番なかったけど
ザル警備な時空城に乗り込んだアリサ、ゴウキ、サクヤは、
エタルガーによりそれぞれ苦手なものの幻覚を見せられて苦しみました
アリサはお化け(キョンシー)、ゴウキはトマト、サクヤは虫(カブト虫)
映画を見に来た子供達を飽きさせないためのギャグシーンという坂本監督のアイデアで、
子供達が苦手そうなものを選んでみたとのこと
尚、キョンシーは坂本監督の思い入れがあるという個人的な理由の模様
ウルトラ戦士は近年の映像作品では珍しく形態チェンジをバンバン行いました
タイプチェンジが特徴である平成シリーズの戦士が揃うのだから、
各戦士のメインテーマBGM共々再現しなくてはならないということだそうです
これは偉い
コスモスはルナ→コロナ→エクリプスの多段チェンジを再現していたし、
ゼロに至っては坂本監督が手がけたウル銀がデビューだったため、
今まで映像作品に登場した全形態にチェンジするという破格の扱い
ウルトラ戦士の声はダイナ=つるの氏、ガイア=吉岡氏、ゼロ=宮野氏のオリジナルが揃いました
ティガ、ネクサス、マックス、メビウスは声優さん
メビウスはオリジナルの五十嵐氏と違いすぎて違和感あった
各ウルトラ戦士のかけ声はオリジナルのものを使用しています
終結後、横並びのGメン歩きはちょっとウルトラっぽくないなあ
それとこれはギンガに合わせたんだろうけど、
どのウルトラ戦士も普段叫ばない技名叫んでたのがちょっと面白かった
あとビル街の合成が粗かった
各戦士と戦うかつての強敵達はエタルガーが生み出したエタルダミーでした
時空城の外でギンガビクトリー対ダークルギエルと、TDG対ファイブキング、
時空城各階ではネクサス対ダークメフィスト、マックス対スラン星人、
メビウス対エンペラ星人、ゼロ対ベリアル
最上階でギンガビクトリー&コスモス対エタルガー
コスモスのみ因縁の敵は出ません
ムサシはアレーナとの絡みが多かったし事情知ってたし、
惑星ザントってコスモスペースにあるのだろうか
超巨大ルギエルはギンガビクトリーの体当たり技・ギンガビクトリーブレイカーで
胴体をぶち抜かれて瞬殺
TDGのトリオ久々だなあ、ファイブキングはうってつけの相手だ
ダークメフィストのいた階は何となくメタフィールドっぽかったな
マックスの対戦相手は当初ゼットンが候補に挙がっていましたが、
マックスオリジナルの怪獣がいいということになり、
スーツが現存していたスラン星人が起用されたそうです
エンペラ星人はメビウス本編では立ったまま光線撃つだけでしたが、
今回はマントを翻しながらアクションしてました、短かったけど
ゼロとベリアルなに楽しそうに戦ってんだよ、もうただの喧嘩友達じゃねーか
尚、各階にいる敵を倒すというのは、
坂本監督が好きな「死亡遊戯」からヒントを得たそうです
ギンガビクトリーのウルトラタッチは驚いたなあ、その手があったか
時空城を破壊するウルトラ戦士がなったクロスオーバーフォーメーションは、
超8のみんなでグリッター化に似た形態でした
他にもビルのミニチュアから見た戦闘シーンのカットとか、
派手な爆発とか見所満載でした
坂本監督が過去作を研究・リスペクトしてくれる人で本当に良かったわ
女優の太股撮ってばかりの人じゃないんだぜ
キャスト陣もギンガシリーズの集大成として撮影に臨んだようで、
いい作品になったと思いました

上映後はウルトラ戦士との握手会がありました
上映館や日時によって来るウルトラ戦士が違うようですが、
こちらはギンガが来てくれました
今のスーツって電飾が凄い綺麗に光るのね