仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z 感想

仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z

私だ
いつ見るの?今でしょ!
というわけで見てきたぞ
入場者プレゼントは、
ガンバライドカード、ダイスオーDXカード、お助けショッカー(特製ペンスタンド)でした

あらすじ
各地で怪事件が次々と発生した
調査を行う操真晴人とコヨミの前に十文字撃が現れる
撃は各地の、いや宇宙全域で起こる魔法の暴走現象はウィザードが原因とし、
ギャバンへ蒸着して攻撃を仕掛けてきた
晴人もウィザードへ変身し応戦
しかし、戦いに巻き込まれそうになった人々を庇うウィザードとコヨミの姿を見たギャバンは、
何かを感じてその場を去ってしまう
一方、ヒロムとリュウジがキャンプに集まれないことにがっかりするヨーコの近くに、
謎の隕石が落下する
ウサダとともに調べに行くと、隕石ではなく小型のロボットだった
基地へ戻りロボットの修理を行うヨーコ
ロボットは意識が戻り、サイコロンを名乗った
バード星に戻り、ウィザードが事件の原因に思えないのでもう一度調査させて欲しいと訴える撃
しかし一条寺烈隊長は、銀河連邦警察の命令に背く撃から宇宙刑事の資格を剥奪してしまう
それでも撃は単独で怪現象の調査を続けるため地球へ戻る
地球では秘密結社ショッカーが魔法の力でスペースショッカーに新生し活動を始めていた
撃の任務を引き継ぎウィザードとビーストに襲い来るシャリバン、その戦いを止めたいゴーカイシルバー
スペースショッカーからサイコロンを守るヨーコ=イエローバスターを庇い、
魔法陣に吸い込まれるレッドバスターとブルーバスター
スペースショッカーの新生は宇宙犯罪組織マドーの軍師レイダーの魔法が原因であり、
魔法の暴走を加速させて幻夢城を地球に引き寄せるのが目的だと突き止める撃
桐生ダイゴらキョウリュウジャーの面々と出会うウィザード
ヒーローと悪の軍団が交錯する中、銀河連邦警察は超次元砲で地球ごと夢幻城を破壊することを決定
撃に諭されたシャリバン=日向快は、超次元砲発射を1時間遅らせるため、烈の説得に向かう
地球の存亡を賭け、スペースショッカーとマドーに挑む撃と地球のヒーロー達
魔法陣で散り散りにされ、劣勢を強いられるビーストやギャバンらだが、
歴代のライダーや戦隊が集結し始める
やがてシャリバン、そしてシャイダーも合流し、怪人軍団を蹴散らしていくヒーロー達
しかし約束の1時間が過ぎてしまった
故郷である地球を消滅させるという苦渋の決断を迫られた烈は、遂に超次元砲の発射を命令した
そこで3人の宇宙刑事がそれぞれの母艦で発射された超次元砲を迎撃し、光の中へ消えていく
レイダーも、これこそが狙いのようなことを言い残し倒れる
幻夢城は宇宙空間で爆発した超次元砲のエネルギーを吸収、魔王サイコが巨大復活を遂げた
サイコロンはサイコの頭脳の一部としてサイコに取り込まれ、
レイダーも爆発のエネルギーを受けてスペースレイダーとして復活、更なる怪人軍団を呼び寄せる
このままでは地球を中心に宇宙全体が幻夢界になってしまう
絶体絶命のピンチに陥るヒーロー達
だが、1号とアカレンジャーが歴代ヒーローを率いて登場
反撃に出るヒーロー達
キョウリュウジャーとウィザードはキョウリュウジンに乗り込み、サイコに挑む
イエローバスターはサイコロンを取り戻そうとバスターマシンRH-03ラビットに乗り込むが、
サイコに撃墜されてしまう
イエローバスターがサイコに止めを刺されるかと思われたその時、
自我を取り戻したサイコロンがサイコから飛び出し、イエローバスターを庇って機能を停止する
これによって隙が生じたサイコ
ウィザードはミラクルのリングで巨大化したウィザードラゴンを召還、
更にスーパー戦隊のリングでストライクフェーズへ変形させキョウリュウジンの右足と合体
獣電ブレイブストライクエンドでサイコを宇宙に押し上げた
そして宇宙に消えたはずの3人の宇宙刑事も、ドルギランをドルへ、
グランドバースをバトルフォーメーションへ、バビロスをシューティングフォーメーションへ変形
合体技ビッググランドファイヤーを放つ
地球からライダーと戦隊、宇宙から宇宙刑事の攻撃で挟み撃ちにされたサイコは遂に倒された
かくして地球は救われた
固い絆で結ばれたヒーロー達は、それぞれの場所へ戻っていった
おしまい

うーん、全体的には前作よりちょっぴりだけマシになったかなあ…
主役は完全に撃でした、その次にライダー代表=晴人、サイコロンとのストーリー=ヨーコ、
顔の広さを活かしてヒーロー集結に尽力=鎧といった具合
キョウリュウジャーはそれほど絡み多くなかったですね
撮影もTVシリーズの初めの頃と並行してたようで、キング(ダイゴ)以外は殆ど顔見せ程度でした
ビーストとタッグを組んでスペースレイダーを倒したキョウリュウゴールドは、変身後のみ出演
声はオリジナルでした
このタッグシーンには森の管理人ことビート・J・スタッグが何故か登場
ビーストとゴールドに被り気味に登場し、倒されたスペースレイダーのあとをほうきで掃くという、
謎の活躍を見せました
ギャグのために出てきたのかよ…
パートナーの陣が消滅してるから戦えないんだろうけどマジギャグ要員だった
撃や鎧が面影堂に身を寄せるシーンでは、輪島のおっちゃん、凛子、瞬平が出演
瞬平は任務と情のどちらを取るかで喧嘩になる撃と鎧を止めていました
アルティメイタムの時といい、瞬平はTVシリーズより映画の方が仕事するなぁ
ウィザードとビーストを狙うシャリバンを「チョコバーの包み紙みたいな奴」と言った仁藤クソワロタ
今後シャリバン=チョコバーの包み紙が定着してしまうんだろうな
そんなシャリバンこと日向快は赤射シーンなし、解除シーンはあったけど
ギャバンTHE MOVIEで使わなかったクライムバスターをガンガン撃ちまくってたのはよかった
シャイダーは焼結前の烏丸舟の姿では登場せず、声はオリジナル
ギャバンTHE MOVIEで実現しそうでしなかった3大宇宙刑事の共闘を漸く拝むことができました
ハイパーダイナミック・クラッシュ・ブルーフラッシュの連続斬りとか、各母艦の合体技とか
フルCGのグランドバースとバビロスの変形は、ちゃんとワイヤーフレームの残像出してて懐かしかった
宇宙刑事の資格を剥奪されてギャバンに蒸着できない撃が、
相棒のシェリーにロック解除をさせるシーンがあるのですが、
なんとそこに鎧の要請でシンケンイエロー花織ことはが登場
ショドウフォンの「解」のモヂカラでロックを一発解除するという活躍を見せました
森田涼花さんが合成で二役演じておられ、ファンには嬉しいサプライズだったと思います
その後の撃の蒸着シーンでいつものナレーションが入らなかったのはちょっと残念だったな
まあ蒸着シーンだけに尺取れないだろうし
ヨーコは私服、制服、いつものジャケット姿と何度も衣装が変わっていましたね
ヒロムとリュウさんの素顔はヨーコのピンチに駆けつけたシーンと、
魔法陣に吸い込まれて幻夢城に捕らわれているシーンと、
ラストでヨーコが機能停止したサイコロンを自分で直すと誓うシーンに登場
ヨーコと比べると出番少なかったですね
特命部の黒木司令官、森下、仲村は、ヨーコがサイコロンを持ち帰ったシーンと、
ラビットの発進シーンで出演
ウサダはよく目立つなぁ、前作もフォーゼに絡んでたし
ニックとゴリサキ出番なかったよ
鎧はヒーローの間を取り持ったり、撃の幻夢城脱出を手助けしたりと頑張りました
あと相変わらずのハイテンションでしたが、銀河連邦警察の命令を重視しようとする撃に対し、
「あんた地球人だろ、俺の仲間はみんな別の星の人だけど、地球のために戦ってくれたんだ」
みたいなことを言ったのは熱かったな
撃の脱出劇の際はショッカー戦闘員に変装したり、妹キャラのスカイダインに対して、
兄キャラのゴーオンゴールドにゴーカイチェンジして対応するなどコミカルなシーンもありました
スカイダインといえば兄のグランダイン共々、
何でスペースショッカーとして復活したのか説明なかったな
声は2人ともオリジナルでしたが、
幻夢城から飛び出しそうになったところを撃に助けられ、
その後ギャバンがスペースショッカーに苦戦するところで仲間の怪人を攻撃して「借りは返した」
と、言ったと思ったら改めて襲い掛かってきたり、
そんな勝手な行動に怒ったスペースイカデビルに粛清されて爆発するという、
フォーゼ夏映画より扱いがよくなったのか悪くなったのかよく分からない活躍を見せてくれました
いやホントなんだったんだろうこいつら…
死ぬ間際に兄妹愛見せられてもさ…
本作は、前作のヒーロー数多過ぎっぷりを改善しようとしたのか、数は絞られましたね
ビーストのピンチに駆けつけたのは、アマゾン、響鬼ライブマンギンガマンゲキレンジャー
野獣系ヒーローということだそうです
戦隊勢は初期メンバーのみで追加戦士は出ませんでした
ギャバンのピンチに駆けつけたのは、スーパー1、ディケイド、メテオ、フラッシュマン
デカレンジャーゴーカイジャーの宇宙系ヒーロー
スーパー1とメテオの新旧宇宙ライダーやっと共闘したわー
ディケイドって宇宙関係あったっけ?並行世界行き来するヒーローだろ
デカレンジャーは初期の5人のみ
ゴーカイジャーはレッドのみオリジナルの声でした
で…ここでまたやらかしました
ギャバンからメタルヒーローのキーを受け取ったゴーカイジャーが例のネタバレメタルヒーローになり、
ゴーカイメタルガレオンバスターでスペースイカデビルを倒しました
前作のオーズキー→チェンジ→ガレオンバスターぶっ放しとまったく一緒でした
まるで成長していない…モウヤダ
フォーゼはスペース蜘蛛男の蜘蛛の巣に捕まってピンチに陥りますが、
ここでMOVIE大戦アルティメイタムのサナギマンが登場、イナズマンに超力招来してフォーゼを救出
フォーゼとイナズマンの連携でスペース蜘蛛男を倒しました
「サナギマンは待つ。イナズマンに成長する時が来るのを、ひたすら待ち続けるのだ。」
という有名なナレーションが出ました
イナズマンはフォーゼを「先生」と呼んでいましたが当のフォーゼはなんだかよく解ってない感じでした
何らかの方法で未来からイナズマンが来たということでいいんですかね
幻夢界に包まれた最終決戦で1号とアカレンジャーに率いられたのは、
2号、V3、X、RX、クウガ龍騎ファイズ、カブト、電王、W、デンジレッド、レッドホーク、
ハリケンレッド、シルバーを除くボウケンジャー、ゴールドを除くシンケンジャー
オーズはフォーゼやメテオ共々、各専用マシンで決戦場に駆けつけました
ライダーの人選はなんか基準があるのかな、よく分からぬ
シンケンジャーはことはが出てくれたので分かるが、ボウケンジャーは分からぬ
単独で駆けつけた歴代レッドはそれぞれ70年代、80年代、90年代、2000年代の代表だそうです
最終決戦は夜戦だったので各ヒーローの活躍がよく分かりませんでしたね
RXはバレ画像の2号とのタッグがほぼ全てでした、リボルケイン光ってませんでした
レーザーブレード3本とも光らせてたんだからリボルケインも光らせてやれよ!!
春映画では毎年目立っていた電王は、オーズと一緒に戦っていたくらいしか見せ場ありませんでした
とうとう端役になっちまったなあ、コントもJが持ってっちゃったしなあ
スペースショッカーはシャドームーンが大幹部として登場、声は勿論てらそま氏
ゴーバスターズ3人を手玉にとったり、集結ヒーローにビーム浴びせたりと善戦してましたが、
最後はキョウレッドにサタンサーベルを奪われてそれで斬られた挙句、サタンサーベルポイ捨て、
キョウリュウジャーのガブリボルバー一斉射撃で倒されました
ゴーバスターズ手玉に取ったのは凄かった、でも最新ヒーローのキョウリュウジャーと連戦して敗れた
オールライダー対大ショッカーとほぼ同じ流れじゃねーか
「スーパーヒーローども、おぼえていろーっ!!」と言う断末魔をあげて爆発しましたが、
もう復活する気満々ですね
これからもシャドームーンの活躍にご期待クダサイ(棒)
配下は、アークオルフェノク、グラリスワーム、バットファンガイア、ビートルファンガイア、
シュバリアン、チャップ、ビースト・ドーパントイカジャガーヤミー、サジタリウス・ゾディアーツ、
スコーピオン・ゾディアーツ、ハウンド・ゾディアーツ
アーク、バットファンガイア、サジタリウスなんてボス格じゃないですかー
シュバリアンとチャップはクライシスじゃないですかー
こいつら配下にするなんてシャドームーンすげー
スペース蜘蛛男はかつての蜘蛛男のパワーアップした姿だそうで、配下は、
さそり男、サボテグロン、ショッカー赤戦闘員、ショッカー黒戦闘員、バズスティンガーワスプ、
ゲッコーイマジン、バット・ドーパント、カマキリヤミー
やはりショッカー怪人が多いですね
さそり男はイエローバスターと、サボテグロンはゲキレンジャーと戦ってたり、
カマキリヤミーはアマゾンのジャガーショックで腕噛まれてたり目立ってましたね
スペースイカデビルはかつてのイカデビルのパワーアップした姿だそうで、配下は、
ゴースター、ザンジオー、ジャガーマン、ギリザメス、ショッカー骨戦闘員、ズ・ザイン・ダ、
ソノラブーマ、トータス・アンデッド、プテラノドンヤミー雄、ムスカ・ゾディアーツ
こちらもショッカー怪人が多いですね
スペースイカデビルは「○○じゃイカ」とか「イカにも」とか終始親父ギャグ言ってました
かつての正体である死神博士は今回未登場
ズ・ザイン・ダはかつてのように突進攻撃しててすぐに分かったな
トータス・アンデッドは今回ブレイドが出てないのに何故出てきた
マドーの軍師レイダーは本田博太郎氏、かなり自由にやってくれた感じでしたね
ザ・本田博太郎ワールド全開でした
衣装は割と旧レイダーに忠実ですね
マドー殲滅のための超次元砲のエネルギーが、
逆にサイコ復活のための狙いだったという軍師っぽいこともしてました
スペースレイダーはギャバンTHE MOVIEのマクーの連中っぽい系統のデザインでした
スペースレイダーと共に現れた怪人は、
エージェント・アブレラ、クエスター・ガイ、クエスター・レイ、ロン、ラゲク、スウグ、サンヨ、
ヌンチャクバンキ、ヒラメキメデス、血祭ドウコク、薄皮太夫、チノマナコ、インサーン、ダマラス、
ダイランドー、スニークブラザース、スターグル、ドゴーミン、カラテロイド、パラボラロイド2、
ブルドーザーロイド、ケンタテロイド、ライノダブラー、リザードダブラー、ザン・バルド
見事にマドー関係ないけど見事にボス格・幹部揃い
ただ夜戦なので活躍はよく分かりませんでしたが
幻夢城の中は奥行きがあってよかったね、ギャバンTHE MOVIEの魔空城の中はセット感丸出しだったが
魔王サイコはかつての玉座に座ってた時より大幅に巨大になって登場
声はオリジナルと同じ飯塚昭三
「クァーッ!!」ってタン吐くような独特の掛け声もやってくれました
同時に倒さないと復活する分身的存在戦士サイコラーは今回未登場
その代わりがサイコの頭脳の一部を担うサイコロンなんでしょうね
バレ画像の三角形爆発はサイコの魔法陣攻撃でした
ものすごい火薬量でこれぞ映画って感じでした、これはスクリーンで見てよかったと思いましたよ
前作の巨大戦はイエローバスターがはじき出されたゴーバスターオーにフォーゼが乗り込んでましたが、
本作はキョウリュウジャーの欠員なくウィザードがキョウリュウジンに搭乗
前作はゴーバスターオーにフォーゼのロケットとドリルが装着されましたが、
本作は巨大化したウィザードラゴンがストライクフェーズへ変形してキョウリュウジンと合体
更に宇宙刑事の母艦が連携する流れとなりました
バスターマシンはラビットのみ発進、またはじき出されるイエローバスターェ…
キョウリュウジンのガブティラ部分に歴代ティラノメカの力が注がれるシーンはナイスでしたね
守護獣ティラノサウルス、ブイレックス、爆竜ティラノサウルス、ティライン、恐竜折神、ティラノヘッダー、豪獣レックス
…恐竜折神てティラノなんだろうか
とまあ良くも悪くも前作の要素引き継いでる部分あり、多少改善狙った部分も見受けられたのですが、
今回一番不満だったのは烈のキャラですねぇ
地球のヒーローを後輩に倒させようとしたり、敵ごと故郷を殲滅するような男じゃないだろうと
大葉さんの演技から烈も不本意なんだろうなというのが伝わってはきたけど、
烈なら撃と一緒に銀河連邦警察の命令に背いてでも故郷を守って欲しかったなぁ
じゃなきゃ撃をこっそり支援したりとかさぁ、なんか他にやりようがあったんじゃないか、と
こんな役回りなら烈じゃない本作オリジナルの強情な無能上官でも出しておけばよかったんだよ
烈じゃなくていいよ
コンナノ烈ジャナイ
そんな映画でした

本編後は夏のキョウリュウジャーとウィザードの上映告知、
そして「ヒーローは彼らだけではない」というナレーションとともに謎のシルエット、
というかどうみてもキカイダーのシルエットが登場しました
なにこれ、キカイダーの新作あるの?